続 浅田家!

はじめましてとこちゃんです。浅田家!公開前の話を書き過ぎて二つに分けることになってしまいました。

またカメムシの話をさせてほしいのですが、さすがにずっと観察しているわけにもいかないよなと色々調べた結果、「虫こないアース あみ戸・窓ガラスに」を使ってみることにしました!夜にシュッとして試してみたいと思います。

 

 

さて、続きます。(ここからネタバレが入ります。ご注意ください。)

 

10/2当日は14:50舞台挨拶中継付きの回を見に行きました。一人で行こうと思ったのですが、感想を誰かと共有したいと思い、母を誘いました。

 

いやー何回笑って何回泣いたんだろう。なんかもう出てくる人たちがあったかすぎて泣き笑いしてしまった。

政志の無茶なお願いに答え続けたお兄ちゃん。政志を優しく強く見守ったお母さんとお父さん。誰よりも政志を信じた若菜ちゃん。

映画を見終わるころには、浅田家に関わる人全員を好きになっていました。

また、家族の形に普通や正解なんてものはないと浅田家の皆さんを見ていて感じました。どんな家族でもお互いに相手を思いやり、理解しようとすることが大切なんだと思います。私もそんな家族を目指したいです。

 

 

『浅田家!』では2011年3月11日に起きた東日本大震災も描かれています。

津波がすべてを飲み込み、家族までも奪ったのに楽しかった家族の思い出に海で遊んだことを上げる莉子ちゃんの妹。私の地元は海の近くなんですが、もしも同じような震災が起きたら海を嫌いになってしまうだろうか、いやきっと嫌いにはならないだろうなとこのシーンを見ながら考えていました。

また、写真洗浄の際に使われた写真は『浅田家!』スタッフの皆さんの写真が使われているそうです。監督の写真も混ざっていると聞いていたので、映っていないか探していたら、しっかりと中野監督の写真が!!発見した人どれくらいいるのかな?

 

映画を見終わったあと母が、

「お母さんの写真もあんまりないの、いつも撮る側だから」

とポツリ。私が大人になった今では自撮りやセルフタイマーなど家族全員で写した写真があるのですが、幼かった頃の写真は私1人か父と2人の写真が多かったなと。

小さい頃にはもう戻れないけどこれからはもっとたくさん家族全員で写真を撮ろうと思いました。母と見に行ってよかった。

 

話の内容に関する感想はここまでにして、俳優さんたちの感想を!

 

渡辺真起子さんと北村有起哉さんの演技が大好きで見るの楽しみにしていたんですがやっぱりとてもよかったです。乗った船は降りない主義でみんなを引っ張ってくれる美智子は渡辺さんにぴったり。東京に戻る政志をぎゅっと抱きしめるところが大好きでした。

そして北村さん演じる渋川さんが写真洗浄をしている小野君(菅田くん)につかみかかるシーン。

「まだの人間だっていんだ!」

という一言が苦しくてあれだけで涙が止まらなかった。渋川さんのお話、周りに誰もいなかったら声上げて泣いちゃってたと思います。

 

全体としては、出演されている俳優さん皆さんの演技がとても自然で、演じている感じがなくて驚きました。本当に一つの家族を見ている感覚。二宮くんの演技もいつもとは少し違う感じだったけど私は物語に入り込みやすくて好きでした。

 

中野監督の映画を見るのが初めてだったのでこれを機に他の映画も見てみようと思います!まずは『湯を沸かすほどの熱い愛』から!

笑いと感動いっぱいで大好きな映画の一つになりました。二宮くんがこの映画に出てくれて良かった。来年も映画やドラマのお仕事に恵まれますように!!

 

それでは!